写真にありますように、事故したのはぼくではなく、長年の友人である飲み屋の店主です。ご心配なく。誤解させたようです。すみません。
彼も一人暮らしの上、親の世話もしていましたので、経験者として僕たちお客が、なんやかやとしてさしあげていたのです。むち打ちと軽い胸部骨折があり入院させたり、なかなか大変でした。昨日退院したのでもう大丈夫でしょう。
60過ぎて一人暮らしで事故にあう。仕事できなくなる。高齢で動けない親の世話もできない。
隔靴掻痒たる思いでベットに寝ていなければならない。収入もなくなる。かといってわずかな貯蓄さえない。弱者たるそんな人々は巷間に山ほどいます。同情というよりも共感があり、経験者として助けないわけにはいかないではありませんか。
もしそれがぼくであったとしたら、果たして誰かが同じ事をしてくれただろうか?
ぼく自身も非常によい勉強になった出来事でした。
心残りは今回、ぼく自身もお金がなかったために、ちゃんとつきそってやれなかったこと。ま、しかたがないことですが。あとちょっとゆとりがあればと、これからは少しお金も持っておこうと思ったしだいです。
久しぶりに家に戻ると、ごたごたしているうちに季節は庭のかえでを色づかせていました。
友をもとめば 書を讀んで 八分の俠氣二分の熱