誤解している人もいるようなので、すべてガラス張りにしておくことにする。
Kawakatuのひとつきの活動費。
食費2万5千円(すべて自炊)
嗜好品(たばこ・酒)2万円
光熱・暖房費2万円
交通費5千円
インターネット使用料3800円
合計せいぜい7万円強。ほかに収入一切なし。
つまり筆者は世に言う「下層老人」である。
それゆえに、金の使い方を少し誤ると月末には必ず食い詰まる運命にある。
ちなみにこの四日間に食べたものと言えば、さきおとといが麦だけ100%ごはん二杯(これがまずいのなんの。いわゆるブタ箱の「くさい飯」である)。かつおぶし。マヨネーズ。
おとといはパン粉を水でねって、フライパンであぶった再生パン(これはまあまあうまいかった)。マヨネ。マーガリン。ケチャップ。
昨日は小麦粉で手打ちうどんと、米粉の白玉に砂糖。
今日は朝から片栗粉を練った「くず餅」だけ。
けっこう腹が膨れる。
まずくはない。
さすがに今月はまいった。
なぜこうなったか?
計算の誤りである。
12月28日に収入が入ったが、そこから開けて1月31日まで収入がないと思っていなかった。29日に入ると思い込んでいた。そして12・28~1・31まで今月が全部で35日間の長きに及ぶことを前提に生活しなかったので、金欠病に落ち込んだ。さらに先月の借金を返したことと、光熱費の延滞があることを忘れていた。支払いが予定外に膨らんだのである。交通費もなくなってまったく身動きがとれなくなってしまった。しかしカードにまだ残金があるつもりだった。ところが年が開けていってみると、なんと公共料金が引き落とされてしまっていた。だからいきなり極限に落ち込んだ。あわてて会員に援助の借金を頼み込んだ。しかしなしのつぶてで孤立無援となってしまった。
この四日間、極限的なサバイバルを経験した。
おかげで体調がよくなった。血行もよくなり、ひざのいたみも消えた。
なぜか?
栄養価の低い消化のいい貧しい食品と酒・たばこなど十日間も喫することが不可能だったからである。
窮すれば貧す、貧すれば窮すというが、貧すれば健康でもあるようだ。