ローマ法王は先日「第3次世界大戦はもう始まっている」趣旨の発言をした。けれど、これはISを中心とするテロと自由主義社会の戦いこそを世界大戦の序章であるという意味の言葉だった。だが自体はそんな甘いものではなくなりつつある。
アメリカが二つに分かれて争う可能性がある。
アメリカで選挙直前についにトランプ支援団体のひとつKKKがテレビに登場した。欧州ではネオ・ナチが着々と復活・・・。
アメリカはヒラリーが当選するだろう。するとトランプは彼女を裁判所へ告発する。
KKKは烈火のごとくテロリストへ変身。南北戦争。世界は騒然とする。その間隙を縫って中国がロシアと手を結ぶ。北朝鮮。フィリピン・韓国がこれに同調。アメリカは欧州に助力を求めるも内政不安で連合を組めない。日本は孤立。
もっと先の話だと思っていた。
あと数年でそうなっていくと書くつもりでいたが、どうもインフェルノはもっと早くやってきそうな按配である。
さて、逃げるならどこへ?
日本は自民党一党独裁にそろそろ影が差し始めてきた。しかし代わる政党がない。
アメリカについていていいのかどうか?
フィリピンのデュトルテ大統領は実に狡猾である。習近平とガムをかみながら握手し、マスコミにはアメリカとはこれまでどおりとうそぶいた。したたかな三昧舌で、来週は日本にきて天皇とも会う。八方美人を決め込み、優柔不断に見えながら、実は北朝鮮のように世界を相手に翻弄する。
わが政府にそのしたたかさはなく、軍備も不十分。戦闘意欲も低い。筆者ならもう今のうちに永世中立国宣言。そうでなければ三昧舌外交。あまりアメリカに固執せぬほうがよいかも知れぬ。
集団的自衛権が可決された限り、アメリカが攻められれば助けねばならない。しかし自衛隊のままでは人も殺せぬブリキの軍隊・・。
ヒラリーがKKKによって消されたりすれば、すべてが現実となり、カタストロフは一気に近づく。おそらくあと一年以内に戦慄の世界に変化する。ターミネーターのような世界が映画の中のSFではなくなる日が近い。
極めてまずい。
恐ろしい。