延々とひどい風邪に悩まされ、背骨はきしみ、目はかすみ、側頭部に切れるような痛みが走り、足の関節は油が切れたロボットさながら。ジュディ・ガーランドと虹を超える夢も果てた。
もはや書くべきヒントは何もなく、あとは読む側がこれらをどう着想に生かしてくれるかにかかった。
知識の切り売りのこの10数年、わが人生最良のひまつぶしをみなさまとともに過ごすことができた。
もはや文字がかすみ、両手はうまくキーを打てなくなった。あさってのキーを打つ、舌打ちの毎日。脳の中に巣食い続ける梗塞やアルコールの作ってきた皺は、その中に今ひとりの自分を培養し、すでに長い。彼との会話は永遠に続くが、ぼくとともに彼も死ぬ。あとにのこるのは躯だけである。
孤独な死を心から望む。
さわらないでくれ。
自然のままに朽ちて、大地の役に立ちたい。
燃やさないでくれ。
常識が独居老人の孤独死を言うだろう。とんでもない。誰にも邪魔されぬ天国への階段が開く瞬間である。これを見極めてこそ学究者だ。
遺書にはこう書くつもりだ。
「最高におもちろい人生だったぜい!!」
60を過ぎ、もうじき61になるが、一般の人たちに比べて随分早過ぎる引退宣言だろう(趣味ブログは続ける)。しかしこれ以上、誰も言えずに置き去りにしている新しいアイデアは私からはもう出ない。出たってもう教える必要はない。なぜならあなたはこのブログの端から端まで存分に読んできた。ならばもう教えたいことなど何もない。
一切このブログへのコメントは受け付けない。断じて。友人やファンの人々にはコメント・書き込みは別のブログをお使いください。ただし、くだらないものは即刻削除する。
一方的?
なにがわるいのか?
このブログは私だけのためのものである。あなたがたなど所詮読者、他人、おまけに過ぎない。
なお、ブログそのものを来年中で全部削除する。
ひまな人はコピーでもしてどこかにメモって置かれたい。
そもそも来年末まで生きながらえる自信がない。
すでに体は80歳。
酒とタバコと好きな食い物につぶれてしまっている。ブログをはじめた49歳のときから、すでに自分は50で死ぬと考えてきた。だからもういつ死んでもなにも文句もない。いやむしろ早く彼岸へゆき、永遠の未来と静謐を手にしたい。
じゃあな。
全記事コメント無用。
連絡と講演依頼などは(あるわきゃねえか)いつもの携帯電話へ。メール不可。私はいつもあなたの声が聞きたいヒトである。
知り合いの京都のやくざの特攻隊がまだ生きていたら、彼に殺されてもいいかな。政やんか広やんに。たぶんもう死んでるな。じゃあ仕方なくじっと静かに花を眺めて、土をいじって時を待つか。
長らく世話になり、おおきに。(マリリンモンローのお相手はもうごめんである)
マリリン・モンロー
のーたりん のーたりん のーたりん
さよならさよならさよなら。
最後の記事
鉄の歴史学を学ぼうとするヒトのために
三笠宮殿下とアナトリア考古学研究界
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知識は意外な場所に落ちている。
答えはいつも風に吹かれている。
鉄だろうと地質だろうと、呪術だろうと、祭祀だろうと、遺伝子だろうと、鳥の目を持ち高見から眺めなさい、せせこましい書物の隅々まで読み返す暇があるなら、もっと高く!広く。世界と地球を眺めなさい。そしてわずかな糧を得るために、ささやかな生活を汲々として護り、死ぬだけなら、
そんなものはくそ学問にしか行きつかねえ。
人の反対の道を行け。たとえ明日に死んでも。
グッバイ。
ああ、まだ頭がいてえ。
頭骸骨の中に浮いた脳があって、動くたびにゆれやがる。
忽外、これにて古代史解明の筆を置く。
何も食ってない・・・・肉、肉が食いたい。ちくわでもいい。君の白くたおやかな小指でもよい。あるいはシャイロックの1ポンドの胸の肉でもよい。
所詮誰もが乞丐である。
答えはつねにここにはなく、
ただ
「風邪」を引いている。
変なこと書き込むとあの世から蘇るからね。我蘇るぞえ。
わかるね?
ファンクラブをどうしようか?