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三万年前の落とし穴・神奈川県三浦半島

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旧石器時代の奇妙な穴の正体は?NHK首都圏ニュース 6月7日

神奈川県の三浦半島・船久保遺跡(横須賀市)は3万年前の旧石器時代の遺跡。
そこで不思議な竪穴が並んでいるのが見つかったそうだ。(発見は5月4日)

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神奈川・多摩地域タウンニュース横須賀版



 「三浦縦貫道路林入口至近にある「船久保遺跡」(林5の1659)から、約3万年前の旧石器時代に掘られた「陥(おと)し穴」とされる遺構27基が見つかった。神奈川県横須賀土木事務所の委託を受けて発掘作業を行っている玉川文化財研究所が発表した。狩猟用に掘られたと考えられており、日本最古級。長方形と円形の形状があり、前者の発見は全国でも例がないという。」

 船久保遺跡は三浦半島の西側、小田和湾を見渡せる標高30〜40mの丘陵地に位置。旧石器から弥生時代の遺跡で2013年の春から発掘調査が行われ、今年が最終年度となる。

 これまでに旧石器時代の遺構・遺物のほかに、縄文時代早期の「陥し穴」群と土器片や石器、弥生時代後期の竪穴建物跡2軒と土器片が出土している(小保戸遺跡)。
氷河期とも重なるこの時代の「陥し穴」は全国的に見ても稀であり、本州での発見は静岡県東部と船久保遺跡のある三浦半島西側の数カ所にとどまる。」同上タウンニュースより

相模原市小保戸遺跡縄文時代の落とし穴



日本列島に人類が登場するのは約3万8千年前説が有力。
相模地方はその当時から縄文時代にかけてよい猟場だったようだ。
落とし穴はある程度の数並べて掘り、周囲をブッシュで囲い込んで動物を誘い込んでいたらしい。形状は丸や四角があった。

イメージ 2


丸はイノシシ、四角はシカ用だったらしい。




相模の先祖は狩猟上手だったようである。










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