た;たん 丹
丹文字の構成要素。
丹は丹井戸の中に水銀があることを形として成立した漢字。
丹井(たんせい)とは丹が出る坑道で縦型に掘った間歩穴。
丹の字が青などの色彩漢字にも含まれるのは、古代に色観念が単一的だったためと、その源はすべてこn丹の赤を色の基礎としたためであろう。色のすべてが丹に始まるとも言える。
従って青もまた丹鉱床に関わる場合もある。
同時に音の「あお」は「いお」「あぶ」「あん」あう」「おう」と同じ。「あ」で始まる色彩名には藍染めの藍もある。
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た;たん 丹
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