差別しないために、あえて差別に切り込む。
これを科学と言うのである。
差別したくないので、過去、今の差別を無視すれば、それはそのこと自体が差別に等しいのだ。
それが理解できないものは、分析するが、まずはまったき理解できない人なのである。
世界の人口の、まあ、99パーセントがこれが理解できない。つまりそれを凡百といい、正反対に、差別するをわが民族の正統であることを言うに正しき道と思い込むものをやからというべきなのだ。愛なきものこそがそうし、愛あるものは、あえて差別を分析して、愛なきものに誤解されがちである。
それでも突き進むものを科学者、哲学者と言う。