ヤフーの生物学ニュースに面白い記事があった。
アルゼンチノサウルスと人類が共存していた!? アマゾンで恐竜壁画が発見された!
南米アルゼンチンの古代壁画に恐竜が描かれている、周囲には人間と小恐竜の足跡が共存する遺跡さえある・・・という内容。
類似するサイトに当たってみるといろいろある。
アメリカ大陸の南北で、いくつもの恐竜らしき壁画が描かれているという。
普段なら「とんでも」記事で捨て置くところだが、朝から雨だし、ひまだし、 どう考えたらよいかを少しやってみた。
生き残り恐竜は確かにいたのだとすると、壁画を見る限り、それらは古代人の狩りの対象になって絶滅にとどめをさされた・・・となるしかあるまい。
恐竜が生き残るには、つがいで数種類が必要だ。草食竜だけなら問題はない。しかし肉食竜が生き残るためには食料として多くの動物が必要になる。普通なら恐竜と人類では、1億年もの存在の隔たりがあるので、まずまともな人なら「ありえない」と言うに決まっている。
ただ、アメリカ大陸となると、もしかしてあるか?なにいしろ人類が入ったのが一番遅い土地、フロンティア大陸である。
もしかすると、鳥類と恐竜の変化途中の生き物(豪州のドゥドゥ鳥とか)がいたのかも。すると百歩譲ってそれらの希少種を、人間が食っちまったってことになるだろう。
そのほかの地域で、上のサイトに画像のあるような、宗教画などに描かれる不明生物もあるが、日本の古墳時代の壁画にあるような観念的想像上の神獣である可能性は高いだろうと思われる。神話を考えれば、人間にはそういう想像力がある。
中国に竜氏という氏姓があるが、あの竜はワニ=蛟竜(こうりょう)であると聞いている。蛟はミズチで、蛇のような爬虫類らしい。
『易経』に「亢竜悔いあり」とあり、龍は想像上の生き物だが、モデルは揚子江ワニであるとも言う。
ただ、日本の縄文時代の火焔式土器などに、不思議な形状のミズチが描かれたものがあり、ミズチが、当時まだ海に残存していた太古の生物だったかもとかないとか・・・。
あなたも連休が暇なら、酒でも呑みつつ、ゆっくり考えてみたら面白いかも。
子供とおかあちゃんのつきあいが終わってからにね。