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Channel: 民族学伝承ひろいあげ辞典
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英雄叙事詩 中央アジア英雄叙事詩・伝説と日本・狭い了見の常識人は来ないでちょ

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○叙事詩とは
★成文化してない口承伝説を成文化させたもの。
散文詩。口承英雄伝。民俗誌でいう神話に類似。
反対語抒情詩。

「現存する最古の文学作品と呼ばれる『ギルガメシュ叙事詩』もその名の示すとおり叙事詩である。

西欧文学の古典で叙事詩と言われるものには、古代において『イリアス』や『オデュッセイア』『労働と日々』、中世において『ベーオウルフ』、『ニーベルンゲンの歌』、『ローランの歌』などがある。

アジアでは『マハーバーラタ』、『ラーマーヤナ』など。民族叙事詩として有名なものには、『シャー・ナーメ』(イラン)、『ウズ・ルジアダス』(ポルトガル)、『カレワラ』(フィンランド)、『マナス』(キルギス)、『ユーカラ』(アイヌ)などがある。

※補足:中央アジアでは山ほどの口承伝説があり、これもユーラシア、コーカサス英雄叙事詩と呼ばれる。またケルト系神話も。 Kawakatu
ハリーポッター的な魔法や妖精や妖怪や指輪なんぞが出てくるのがケルト系神話。いわゆるゲーム的な?お姫様を助けたり、英雄が世界を征服していくという、欧米でありきたりな話。というか、映画なんぞは、題材に行き詰るとそればっかり作っているのが欧米人で、斬新さにかける。饒舌でだらだらした牛のよだれ話。長すぎる御伽噺。スキタイ伝承はシンドバッドやヘラクレス以外はあまり人気がない。


文献学者のエーリヒ・アウエルバッハは古代の叙事詩文体として、ホメーロスの『オデュッセイア』と旧約聖書のイサクの燔祭の2つをあげて比較した。
散文で書かれる時に叙事詩から小説へ変化するとされ、西洋では1世紀のペトロニウスの『サテュリコン』、2世紀の『ダフニスとクロエ』で既に散文化が見られる。
ダンテの『神曲』は形式上は叙事詩だが、英雄譚と異なって筋を持たない。」
Wiki叙事詩

※小説化すると大変分析比較の邪魔をする存在になる。軍記や絵巻物になると、どんどん枝葉、尻尾が増えてもう文学になるから要注意。三国志→三国志演義などはよい例。絶対後者が一般には喜ばれ、広く認識され、主観的に受け入れられて芝居映画になり、それが常識化して学問の邪魔をしてくる。こういう人々は容易には考えが変えられない人種ゆえ、菌類よりもたちが悪い疫病のような存在である。いわゆる「おばか」。Kawakatu





○英雄叙事詩【えいゆうじょじし】
叙事詩の中でも,ことに民族的英雄や歴史を歌いあげた長詩。古代,中世の文学に多く,荘重雄大な独特の詩型が用いられる。《イーリアス》《オデュッセイア》《ラーマーヤナ》《ベーオウルフ》《ローランの歌》《ニーベルンゲンの歌》など東西各国にみられる。→武勲詩
→関連項目アポロニオス(ロドスの)クードルーンヒルデブラントの歌ヘーリアント





 「モンゴル国西部の集団アルタイ・オリアンハイの語り手が語る英雄叙事詩は、現在モンゴル国の伝統芸能を代表するものととらえられている。その語り方は「ハイラハ(хайлах)」といわれる独特のものである。これを現在の語り手たちは「俗人の経典」である英雄叙事詩を聞き取りやすく語る方法と考え、英雄叙事詩に仏教的な権威づけを与えている。しかしながら、このような英雄叙事詩の仏教的権威づけは、アルタイ・オリアンハイが、すでに仏教的な要素のつよい英雄叙事詩をもっていたドゥルベトに統合されるボグド・ハーン政権時代になってなされたと考えることができる。 」英叙事詩の語り方「ハイラハ(хайлах)」について
-アルタイ・オリアンハイの英雄叙事詩とエスニシティ-
上村 明  続きを読む




※肝心なスキタイ民族に英雄叙事詩が残っていないのは弱点である。理由は彼らが記録文化を持たなかったためだろうが、口承されているのなら後世の記録はあるはずなのだが。



○スキタイ英雄叙事詩は記録されてない。
「スキタイ(希: Σκύθαι (Skythai), 羅: Scythae)は紀元前8世紀〜紀元前3世紀にかけて、ウクライナを中心に活動していたイラン系[1][2]遊牧騎馬民族および遊牧国家。スキュタイとも表記する。スキタイの居住地をスキティア(スキュティア)と呼ぶことからスキティア人(スキュティア人)ともいう。「スキタイ」は古代ギリシア人によってこの地域の諸部族をまとめて指す際に使われた呼称でもあり、スキタイが滅んだ後も遊牧騎馬民族の代名詞として「スキタイ」の名は使われ続けた。」Wikiスキタイ


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○スキタイの資料
最古はヘロドトス『歴史』に始まりはヘラクレスとある。ヘラクレスは下半身蛇、上半身人間の怪物とトュルクあるいはペルシア系人間の子供。
碑文なら『アッシリア碑文』においてスキタイはアシュグザあるいはイシュクザーヤと記される(紀元前7世紀)。

中国では匈奴。

ペルシア人はユーラシア大陸で最古の人類という説が現代定説化している。アフリカを出て最初にパミールに入った人類は、それ以前にもシナイ半島を通ってメソポタミアに入ろうとしたが、そこにはすでに旧人ネアンデルタールがいて、あるものは追い戻され、あるものは捕虜になり、これと混血するものがいた。つまり二度以上の出アフリカ説があり、これが最も整合性があるとされる。


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一回目の人類は、そうやって混血することでシュメールに生き残り、ヨーロッパやアジアに拡散する。一方二度目のペルシアに定着した人々も拡散、両者の混血も起こる。最も濃厚に人種・人類が集まりいよいよ混血した場所がバイカル湖。そこにはネアンデルタールもデニソワも住んでいたが、なぜかあとからきたスキタイ、モンゴロイドとも融合化?その子孫がわれわれアジア人。デニソワンと混血した子孫は南下して中国南岸柳江から海へ出てポリネシア、オセアニア、台湾、琉球、小笠原、ハワイ、そしてついにはアメリカへ渡った。(渡ったのよ絶対に)

大陸のプレート移動で、アフリカのマダガスカルに北米のサルが渡ったこともあったわけだから、ポリネシアンがアフリカへいけてもおかしくない。彼らは沖縄へもトリガーボートで三日で行った連中である。だから似たような英雄叙事詩的伝説も伝わる。

日本とか、九州とか、大和とか、東国とか?そんなもの古い。古すぎる。越境しない奴はこれからは存在の意味がない人種になる。消えてよろしかろう。ネットから去れと言いたい。狭い了見すぎます。少なくともKawakatuのブログには来て欲しくない、最も忌むべき存在である。こないでちょ。


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「日本の民話・伝承について考えるとき、これまで多くの研究者が指摘してきたように、中央ユーラシアの遊牧民の民間伝承を避けて通ることはできない。本稿では、ユーラシアのテュルク系民族に語り継がれてきた『アルパムス・バトゥル』、『ナンバトゥル』・『エメラルド色のアンカ鳥』、『勇士エディゲ』、『ジャルマウズ・ケンピル』、『大ブルガルのクブラトの遺訓』などを取り上げ、日本に、これら中央ユーラシアの伝承・民話とよく似た伝承・説話が存在することを具体的に提示した。これらの話は、中央ユーラシアと日本の民話・伝承の比較研究に大きな示唆
を与える適例であるといえよう。古来、遊牧騎馬民が駆け巡った、アルタイ地方を中心とする中央ユーラシアの草原地帯に、日本の民間伝承の起源を解く鍵があるかもしれない。」坂井 弘紀サイト「中央ユーラシアと日本の民話・伝承の比較研究のために」 続きを読む


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「ユーラシアの神話・英雄叙事詩には鉄文化の特徴が多様な形で散見される。一例をあげれば、ユーラシアの周縁地域では神話や英雄叙事詩の主人公が生身の人間から鉄人として鍛冶屋(シャマン)によって再生される。それと対照的に、東シベリアのサハ(ヤクート)では、鉄は英雄や勇者よりは、その敵対者の属性として顕われる。例えば、アヴァーヒは地下界から出現して、鉄の猛禽の姿で英雄たちのもとへ襲来する。」鉄人勇者と鉄の怪鳥荻原眞子(帝京平成大学)
http://cache.yahoofs.jp/search/cache?c=aftrjnkCQ7wJ&p=%E3%83%A6%E3%83%BC%E3%83%A9%E3%82%B7%E3%82%A2%E8%8B%B1%E9%9B%84%E5%8F%99%E4%BA%8B%E8%A9%A9&u=www2.kokugakuin.ac.jp%2Fshukyobunka%2FIACM%2FOgihara-jp.pdf#search=%27%E3%83%A6%E3%83%BC%E3%83%A9%E3%82%B7%E3%82%A2%E8%8B%B1%E9%9B%84%E5%8F%99%E4%BA%8B%E8%A9%A9%27

「比較神話学は異なる文化圏の神話を比較研究する学問である[1]。その主題は各神話の中にある類似性を見つけ出すことにあり[1]、そこから神話に流れる共通の基礎的部分を見出そうとする試みである。この基礎的な部分とは、例えばある同じ自然現象に直面した各民族が意図せず似通った神話を創り出すような場合にありうる、普遍的な発想の源、もしくは多様な神話に分岐する大元の「神話の種」(protomythology)とみなされる可能性がある[1]。」Wiki比較神話学
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https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%AF%94%E8%BC%83%E7%A5%9E%E8%A9%B1%E5%AD%A6






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