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プラネタリーバウンダリー

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プラネタリーバウンダリーは、

地球の自浄作用の限界点
不可逆的な地球環境の急激な変化
危険過ぎる状態に達した地球環境のこと

「ストックホルム・レジリエンス・センターのヨハン・ロックストロームオーストラリア国立大学ウィルステファンが主導する地球システムと環境科学者のグループは、持続可能な開発のための前提条件として、あらゆるレベルでの政府や、国際機関市民社会、科学界および民間部門を含む国際社会のための「人類のために安全動作領域」を定義するように設計されたフレームワークとして「プラネタリー・バウンダリー」を提案した。研究成果は2009年9月24日にネイチャー誌に掲載」

「このフレームワークは、産業革命以来、人間の活動が徐々に地球環境の変動の主な要因となってきたことを示す科学的研究に基づく。地球のとっての安全域や程度を示す「限界値」を有する9つの地球システムを定義した。しかし、これら地球システムのいくつは既に人類の活動により危険な限界値を超えており、それ以外も差し迫った危険にある。[3]





9つの地球システムプロセス
1 気候変動                   すでに限界
2 生物多様性の欠損               すでに限界
3 人為的に大気中から除去された窒素量      すでに限界  
  人為的に海洋に入ったリンの量         ぎりぎりセーフ
4 海洋酸性化                  ぎりぎりセーフ
5 土地利用の変化(農地への変化など)       ぎりぎりセーフ
6 淡水利用                   ぎりぎりセーフ
7 オゾンホール                 ぎりぎりセーフ
8 大気エアロゾル粒子              未だに定量化できていない
9 化学物質による汚染               未だに定量化できていない
           
※ぎりぎりセーフも未だ定量化できていないも、ほぼ限界が近いと思ったほうがよいのだろう。


イメージ 1

海洋酸性化図



これまで地球には自浄作用があって、さまざまな汚染や問題をいずれ希釈、緩和に導くという安易な考えがあったが、産業革命以降の上記問題点の変化は、それぞれすさまじい倍率で増加している。そう判断するのが、人類としての真摯な考えなのであり、「まだ人為でそうなったとは言えない」としたい文系的な指向性は、すでに喫煙以上の重大性があるのだという考え方だとも言える。むしろそうした安心を助長する安易で人間中心的ものの見方こそは、今や人類の非常識となりつつある。

それぐらい深刻に考えておかねば、いずれ限界点は簡単に越えてしまい、地球はカタストロフィを迎えるのだと。

何事も、それぐらい大げさに考えておくほうがよいのは、昨今の気候変動や災害の多発を思えば当然だろう。たとえ狼少年のそしりを受けたとしても、こと災害や環境変化は過剰とは言えなくなっているということ。

そう肝に据えて生きろということ。























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