人種とか、宗教とか、そんなつまらないほど小さな人間の作るバリアは越えて
ぼくはただ単純に
ジャニスがスキだ。ジャニスの声や歌が好きである。
ぼくが言いたいのは、ただそれだけ。
人間や、その歴史を考えようとするとき
人種や民族や、国境など、いったいなんの意味もない。
それがわからない奴が権威になっていしまう。
だったら、
その学問など、その学問をささえる国家など
ジャニスにもぼくにも、ないってことなんだ。
そうなんだ、
ジャニスはムスリム。
しかも自由なはずのアメリカでムスリム・・・
日本人のあんたじゃわかるまい。
それがあの国でどういう意味や、生き方を決められてしまうかなど。
切なさを知らねばなるまい。
あんたがだ!
ぼくはそういう時間枠を
生きてゆきたい、実にまあ、骨蓋でしかない。
すべてはあとに託すだけだ。
17の頃から
そうだった。
なんておまえたちは「小さく」そして愛おしいのか。
愛は盲目
ラブ・イズ・ブラインド ジャニス・イアン UPG‐0062
切なき心をば
かつて日本人は知っていた。