日本最古のアクセサリー

 

日本最古の装身具→http://www1.hokkaido-jin.jp/zukan/story/02/02.html
北海道の二万年前の遺跡（美利河遺跡・湯の里四遺跡など）から出たカンラン岩の玉類が今の所最古。旧石器時代。

 

 

 

 

 

 

ちなみに世界最古は・・・・
正月シリーズカラー図説石器時代　１　人類最古の首飾り http://blogs.yahoo.co.jp/kawakatu_1205/54431279.html

 

最古の装身具、南アで発見　７万５千年前の貝殻ビーズ
　【ワシントン１５日共同】人類最古の装身具とみられる約７万５０００年前の貝殻ビーズを南アフリカの洞窟（どうくつ）で発掘したと、ノルウェー・ベルゲン大のクリストファー・ヘンシルウッド教授ら欧米の研究チームが、米科学誌サイエンスに１５日発表した。 　これまでに見つかった最も古い装身具は約４万数千年前のビーズで、今回のビーズはそれよりも約３万年古い。現生人類である新人（ホモ・サピエンス・サピエンス）が比較的早い段階で、装身具使用の前提となる抽象的思考を獲得していた証拠として注目される。 　貝殻が出土したのは南アフリカ南部のインド洋岸にあるブロンボス洞窟。中期旧石器時代の地層で約４０個が数個から十数個ずつまとまって見つかった。１センチ以下の豆粒大で濃いオレンジや黒色。どの貝殻もほぼ同じ位置に穴が開けられ、こすれたような跡もあり、糸などでつなぎ身に着けていたとみられる。
http://www.47news.jp/CN/200404/CN2004041601000073.html

 

 

 

 

アクセサリーや化粧の始まりは、人類が自分を他者とは違う存在に見せたい、という自意識の萌芽を示す遺物である。それがやがて権威の象徴＝威信財となっていく。だから装身具がどの時代にあったかを知ることは、その集団の自意識がいつごろ芽生えたかを知る重要な遺物であり、それが古代においては現代のような単に女性が身をきらびやかにして男性の目を引くとか、自慢して心を満足させたいという単純願望以外に、男性のほうがより多くそれを持つことが、王的立場を明確にし、その集団を率いる象徴であり、ムラやクニへ発展してゆく始まりであるということだ。

 

旧石器時代から、すでに人類は実用的石器だけでなくアクセサリーを作っていた。その時代から、すでに集団の長の印だったかどうかはわからないが、旧石器時代を原始人のいた時代だったと思うのは少し改めたほうがよさそうである。

 

 

 

 

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