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Channel: 民族学伝承ひろいあげ辞典
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ポイント復習・金印陰刻

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これまで書いてきたことの復習である。
思いつくままにいくつかをまとめておきたい。
肉体が衰弱する前に。^m^;
 
 
古代中国の印鑑は陰刻である。
金印・王璽などすべて陰刻になっている。
現在の判子のほとんどは陽刻になっている。
陰刻とは文字そのものを彫ってあるもの。
陽刻は文字の周囲を彫って文字が浮き出ているものである。
古代の印鑑はつまり、判子のように朱肉を使って紙に押す道具ではなかった。
封泥のような泥に押して、そこの印を残すための道具だったのである。
要するに西洋の蜜蝋と同じである。
 
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過去記事・封泥
 
 
つまり「親魏倭王」の封泥の断片が出てくれば、そこが邪馬台国と関係した国であることがわかる。
 
封泥は荷物につけられ、それが運ばれた先で開封されるからである。
 
だから封泥が出てきたからといって、そこは邪馬台国にはならないのである。
 
わかりますか?
 
 
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