<ジャガー人間>古代アンデスの石彫発見 民博
毎日新聞 9月7日(土)7時45分配信 http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20130907-00000013-mai-soci
ペルー北部高地のパコパンパ遺跡を調査している国立民族学博物館(大阪府吹田市)とペルー国立サン・マルコス大の合同調査団は6日、ジャガーの頭と人間の体を持つ石彫(せきちょう)を発掘したと発表した。紀元前800~同500年ごろの制作とみられ、古代アンデスで、この時期に宗教的権威を持つ指導者が登場したことを物語るという。
遺跡は紀元前1200~同500年ごろの神殿跡。標高約2500メートルの尾根に3段のテラスがあり、石彫はもともと最下段と中段のテラスをつなぐ階段の上り口に据えられていたらしい。
石灰岩製で、高さ1.6メートル、幅43センチ、厚さ24センチの等身大。牙をむき、両手を胸で合わせ、腰に帯を着けた様子が浮き彫りされている。
年代や出土状況がわかる学術調査で石彫が発見されるのはまれ。調査団長の関雄二・国立民族学博物館教授(アンデス考古学・文化人類学)は「これより古い時代の図像は動物の体だけが描かれることが多い。霊的存在と信じられたジャガーと指導者が合体して、宗教的な力を発揮し始めた表れだろう」と話している。【鈴木英生】
遺跡は紀元前1200~同500年ごろの神殿跡。標高約2500メートルの尾根に3段のテラスがあり、石彫はもともと最下段と中段のテラスをつなぐ階段の上り口に据えられていたらしい。
石灰岩製で、高さ1.6メートル、幅43センチ、厚さ24センチの等身大。牙をむき、両手を胸で合わせ、腰に帯を着けた様子が浮き彫りされている。
年代や出土状況がわかる学術調査で石彫が発見されるのはまれ。調査団長の関雄二・国立民族学博物館教授(アンデス考古学・文化人類学)は「これより古い時代の図像は動物の体だけが描かれることが多い。霊的存在と信じられたジャガーと指導者が合体して、宗教的な力を発揮し始めた表れだろう」と話している。【鈴木英生】
「宗教的な力」とは具体的にどのようなものだったのだろう?
それを知るための、この石像と非常によく似たトーテムポールを筆者は知っている。
それは中沢新一がかつて『精霊の王』第六章「後戸に立つ食人王」の中でこう書いた「人を食う神」であろう。
当ブログ「人を食う神・マハーカーラ 」http://blogs.yahoo.co.jp/kawakatu_1205/49267980.html
「肝臓を喰らわせなければ往生させてもらえない神とは民俗学的には「荒神」であり、民族学・宗教学的には障礎神(しょうそじん)と云う。」(中沢新一)
このセンテンスにつけられたアメリカインディアンの「人を食う熊神」の画像がこれである。
この神は口に生まれたばかりの胎児をくわえ、ほうばりながら、下半身からは新たな魔物を生み出しているという矛盾した存在である。
「しかもこの神はカンニバル(カニバリズム・人食い・ラテン語でハンニバル)としての特徴も持っている。人が亡くなるとき、摩多羅神=大黒天=ダキニ天であるこの神が、死骸の肝臓を食べないでおくと、その人は往生できないのだという。往生とは、人が生前に体験した第一の誕生(母親の胎内からの誕生)、第二の誕生(大人となるために子供の人格を否定するイニシエーションを体験して、真人間として生まれ直すこと)に続いて、人が誰でも体験することになる「第三の誕生」を意味している。そのさいには、人生のあいだに蓄積されたもろもろの悪や汚れを消滅させておく必要がある。そうでないと、往生の最高である浄土往生は難しい。そこで、この恐るべき神が登場するのだ。人の肝臓には、人生の塵芥(じんかい・ちりあくた)が蓄積されている。そういう重要な臓器を、摩多羅神は臨終のさいに、食いちぎっておいてくれるという慈悲をしめすのだ。カンニバルとは人生からの解放をもたらす聖なる行為だ。」
中沢はこの神とはインドで言うマハーカーラであるとし、それは摩多羅神=大黒天=ダキニ天であると喝破した。
この熊神が果たしてそのような観念で造られたものかはわからないが、少なくとも神の表裏の観念には、世界共通して「人を災害で殺しながら、一方ではいつくしみある生命力で、新たな誕生をうながす」両面性を持たされていると言っていいだろう。これは世界中の民族に共通の神=自然の摂理の大原則である。
それをマハーカーラとか、ダキニとか、摩多羅神(またらじん)などと人々は名状した。
つまりこの神の観念とは、大自然への畏敬を表現したものだと言っていいのではなかろうか?
二つの像を比較してみよう。
今回発見されたペルーの石像は、まだ鮮明な画像がネット上に提示されていない。
毎日新聞画像を拡大、加工してある。
左像も右像も口の部分と下腹部部分はうっすらと幼児をくわえながら、下腹部から新生児を生み出しているように見える。いかがだろう。
もしそうであるなら、アメリカインディアンの神観念が、南米まで伝わった、あるいは北米インディアンが南米まで実際に代を経て南下した証明になる。
また同じ神観念は日本の縄文土器にも見つけることが可能である。
しかし縄文の女神たちは胎児をくわえてはいない。
この微妙な相違にわれわれは何を見ればいいのか?
縄文人には大自然の神が子供を食べる=殺す存在とは感じなかったのだろうか?
いやそんなことはあるまい。
縄文人は、日本人はその両面性
残虐と慈愛を
胎児を食うヴァギナとして融合させたワンシーンに集約させたのである
二律背反する二つの観念をひとつの絵柄に集約させた
このデフォルメの天才の血潮こそが
今日のわれわれをして
アニメ・グラフィックデフォルメの天才的パイオニアにしたと言えないだろうか?
実物か鮮明画像が早く見たい発見である。
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