なんでもかんでも朝鮮渡来と考えてしまう、この異形の東洋史研究家をシリーズでぶったぎる。
まずはこのサイトの冷静な分析を読んでおいていただこう。
HirooMikes
2012年12月19日水曜日
本当は恐ろしい万葉集 小林惠子 2012.12.17.
著者 小林惠子(こばやし・やすこ) 1936年生まれ。岡山大法文学部文学科東洋史専攻卒。独自の史観に基づき、日本古代史に新たな光を当て続ける
2012年12月19日水曜日
本当は恐ろしい万葉集 小林惠子 2012.12.17.
著者 小林惠子(こばやし・やすこ) 1936年生まれ。岡山大法文学部文学科東洋史専攻卒。独自の史観に基づき、日本古代史に新たな光を当て続ける
著作概略
『本当は恐ろしい万葉集』第I部
『万葉集』は単に著名な歌人の秀歌を集めたものではない。正史である『古事記』『日本書紀』に、記すわけにはいかなかった暗黒の史実を反映させた、政治的な歌集でもあるのだ。歴代天皇を初め、為政者たちが歌で暗示する「血塗られた古代史の真実」とは――――
『本当は恐ろしい万葉集』第I部
『万葉集』は単に著名な歌人の秀歌を集めたものではない。正史である『古事記』『日本書紀』に、記すわけにはいかなかった暗黒の史実を反映させた、政治的な歌集でもあるのだ。歴代天皇を初め、為政者たちが歌で暗示する「血塗られた古代史の真実」とは――――
『万葉集』 ⇒ 4500以上の歌を網羅、奈良時代末期に編纂された日本最古の歌集。聖武天皇の近臣・大伴家持が編者に関わり、表記は万葉仮名なぜ「序文」がないのか、編者名も著作年代も確定しないのはなぜか当時日本列島は文物の流入だけでなく、民族の流入も盛んで、後世とは比較にならないほど政治的にもアジア全体と密接な関連があった。文化としての文字も例外ではなく、朝鮮半島および日本列島は中国の漢字をそのまま借用『万葉集』の胎動期は、日本の漢字定着と軌を一にする ⇒ 東アジア文化圏の文字表現の一様式として『万葉集』が位置付けられ、完全に日本化した和歌『古今集』『新古今集』などとは歌の表現方法、内在する意味、意図などに根本的違いがある万葉仮名とは、漢字に日本語の発音を当て嵌めたもの(日本語の発音に漢字を当て嵌めたもの?)。「あしひきの」を「安思比奇能」と書き、解読が難しい ⇒ 『万葉集』が成立するとひらがなの発明によりとって代わられる本書は、『万葉集』編纂者が密かに語ろうとしている政治裏面史を解明しようとするもの
額田王は「帰国子女」だった「大和三山」の歌は、この頃の蘇我蝦夷(えみし、入鹿の父)父子一族を廻る中大兄皇子と大海人皇子の内在した確執を歌ったもので、額田王との三角関係を歌ったものではない ⇒ 古代日本語ではなく、朝鮮の古語「吏読(いど)」で読むと明確になる額田王は大海人皇子(後の天武天皇)との間に十市(といち)皇女を生んだのち天智妃になったとされるが、元々天智の血縁だった 663年の対唐国戦の「白村江の戦い」以後、中大兄皇子と大海人皇子の間の亀裂が決定的となり、中大兄皇子の妹の額田王が重荷となった大海人皇子は、額田王を家臣に与えている額田王は、中大兄皇子の父親である百済武王(舒明天皇)が新羅渡来の女に産ませたと考えるのが自然、その後新羅で育ったからこそ、「吏読」と万葉仮名の2通りの歌を詠めた万葉仮名を吏読する技術を発案したのは、舒明・額田王父娘だった ⇒ それが可能なのは来日2世まで。中大兄皇子や柿本人麻呂は1世、2世で読めるのは山上憶良と大津皇子、弓削皇子(天武天皇の子)
歴代天皇は朝鮮半島から渡ってきた『万葉集』を古代朝鮮語で読み解く試みはされたが、同時代の朝鮮の歌が少ないため、現在の学問的常識では読めないというのが通説 ⇒ 古代の両国語に通じた上で当時の政治的動きを正しく把握していればある程度の解読は可能ではないか古代朝鮮の文書によれば、歴代天皇は朝鮮渡来とされる万葉集の最初の鍵を握る人物は武王こと舒明天皇
「天皇暗殺」と額田王武烈王妃だった額田王は、唐国の後援によって、新羅が百済を攻めるという危機を、裏読みして中大兄皇子に知らせた白村江の戦の前夜にも、額田王が裏読みで知らせた ⇒ “熟田津(にぎたづ)に船乗りせむと月待てば潮もかなひぬ今は漕ぎ出でな” 前年滅ぼされた百済再興のため勇んで出陣する歌だが、裏の意味はいやいやながら従う人の歌になっているため、舒明天皇の皇后である斉明天皇の作(額田王が代作)とされるのと符合半島への出兵に消極的だった斉明天皇が毒殺された可能性があり、側近として天皇と行動を共にしていて、積極派の大海人皇子に想いを寄せる額田王が関わっていた可能性が高い間人(はしひと)皇女の即位 ⇒ 中大兄皇子の同母の妹、孝徳天皇の妃
額田王の「最後の歌」が意味すること複雑な手口で政治がらみの真相を語りかけ、また隠蔽して後世の者を悩ませる。いずれが正しいかどうかは、結局歌の作者や編纂した人でないと分からない
まとめ額田王は、百済武王(後の舒明天皇)と新羅女性との間に生まれ、少女時代、新羅と百済の和平のため、新羅武烈王と政略結婚させられ新羅に行った武王没後、異母兄の中大兄皇子と共に倭国に帰国中大兄皇子は高句麗の大海人皇子と共闘して蘇我一族を滅ぼすため、額田王を大海人皇子と政略結婚させ、両者の間に近江朝の大友皇子の妃となる十市皇女が生まれた立場上からも額田王は、中大兄皇子と大海人皇子の対立緩和に努めたが、大海人皇子が中大兄皇子の即位を妨害することを止めることは出来なかった中大兄皇子が即位して天智天皇となるや、倭国は内乱状態になり、天智天皇は間もなく行方不明に ⇒ 671年大友皇子即位するも、672年には大海人皇子が挙兵、大友皇子を殺して即位し、天武天皇となる額田王は天武朝になると沈黙。1人娘の十市皇女も謎の死を遂げるたぐいまれな文才に恵まれた額田王は、少女時代から政争の具とされ、悲劇の生涯を送る
第II部 消された天皇
「持統天皇」は高市皇子である天智天皇の死の謎
天武天皇への呪い有名な歌は、歌の良し悪しよりも政治的に重要な意味を秘めている歌が多い持統天皇(天智天皇の子・高市皇子)の歌 “春過ぎて…” ⇒ 「天」の付く香具山の歌の場合は、歌った人物が倭国の主、つまり天皇になったという即位宣言の意味を込めており、天武朝が過ぎて大津皇子が即位したが、結局天智朝の私が天下人になったとの意。その裏には忠臣・柿本人麻呂の支援があった人麻呂の歌 ”東の野にがぎろひの…” ⇒ 東は天武朝が滅びて、西の天智朝になった
まとめ高市皇子は、中大兄皇子が済州島に追放された不遇な少年時代に済州島土着の女性との間に生まれた中大兄皇子が天智天皇として即位した際、唐国の意向もあって年下の大友皇子が立体子したため、不満だった高市皇子は大海人皇子側に立って暗躍、十市皇女も加担壬申の乱で大友皇子が殺されると、外国勢をバックにした大海人皇子が倭国を簒奪して天武天皇となるが、唐国勢によって殺され、天武天皇の子だが母が天智天皇の娘だった大津皇子が即位大津皇子は、反対派の高市皇子や、草壁皇子、鸕野皇女(一般には持統天皇として知られる)等によって粛清。皇太子の草壁皇子の順番だったが、空位のまま死去。漸く高市皇子が即位して持統朝となる柿本人麻呂は、百済の貴族として生まれ、「白村江の戦」の後に倭国に亡命、天武天皇に歌人として認められるが、高市皇子の即位に賭け、持統朝10年に多くの歌を詠む持統朝の後、天武天皇の長子である文武天皇が即位すると、人麻呂は遠ざけられ、天智天皇の娘である元明天皇が即位すると、流罪先の石見で処刑
第III部 『万葉集』成立の謎を解く
以下略本文に当たられたし
http://hiroomikes20120501.blogspot.jp/2012/12/20121217.html
正反対の著書
安本美典 『朝鮮語で「万葉集」は解読できない』 JICC出版局、1990年2月。ISBN 4-88063-784-X。
井沢元彦 逆転の日本史など
以下略本文に当たられたし
http://hiroomikes20120501.blogspot.jp/2012/12/20121217.html
正反対の著書
安本美典 『朝鮮語で「万葉集」は解読できない』 JICC出版局、1990年2月。ISBN 4-88063-784-X。
井沢元彦 逆転の日本史など
日本語の起源がどうしても古朝鮮語にあったと言いたいのは、この人と李寧煕(い・ねいひ)。
かつてこの二人が同一人物ではないかと筆者はぶったぎったほど、相似形の朝鮮愛好者。
ところがその後の分析から、日本語の基層は膠着言語であること(安本)。
それがオーストロネシア言語であること(Kawakatu)。
さらに古朝鮮時代の和歌集などが残っておらず証明不可能なこと(井沢)。
さらにはさらには、上代特殊仮名遣いつまり万葉仮名が漢氏ら書記官による一過的な朝鮮語発音の流入であり、やがて本来の縄文発音である膠着語の五十音に戻ったこと(Kawakatu)などが次々と登場し、小林・李説は失笑を伴う噴飯説とされていく。
いわゆる小説家に近い、左翼的主観的史観に後押しされる朝鮮一元論主義者。
視野が狭く、偏っていて、独善的なのでしろうと歴史ファンが多い。
歴史ファンタジー作家。
読後は右より作家のものを読み、脳みそをシャッフルしておかねばならないから要注意。
何より、日本の尊厳に重きを置く人々は読まないほうがいいかもしれない。
中庸の美徳を知る一般的日本人は、根っころがってお茶請けにするには充分面白い。
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Kawakatu’s HP マジカルミステリーコレクション渡来と海人http://www.oct-net.ne.jp/~hatahata/
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Kawakatu日本史世界史同時代年表http://www.oct-net.ne.jp/~hatahata/nennpyou.html
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