■太伯
「太伯の弟仲雍は皆周の太王の子にして王季歴の兄也。季歴は賢にして聖子昌有り。太王、季歴を立て、以って昌に及(およ)ぼさんと欲す。是に於て太佰・仲雍の二人は乃ち荊蠻に奔り文身斷髮し、用うべからざるを示し、以って季歴を避く。季歴果たして立ち、是を王季と爲し、昌を文王と爲す。太伯の荊蠻に奔るや、自ら句呉と號す。荊蠻之を義とし、從いて歸するや千餘家。立てて呉の太伯と爲す。」
『史記』 卷三十一 「呉太伯世家 第一 」
※太伯=呉太伯=泰伯とも書く(『論語』)
「太伯の弟仲雍は皆周の太王の子にして王季歴の兄也。季歴は賢にして聖子昌有り。太王、季歴を立て、以って昌に及(およ)ぼさんと欲す。是に於て太佰・仲雍の二人は乃ち荊蠻に奔り文身斷髮し、用うべからざるを示し、以って季歴を避く。季歴果たして立ち、是を王季と爲し、昌を文王と爲す。太伯の荊蠻に奔るや、自ら句呉と號す。荊蠻之を義とし、從いて歸するや千餘家。立てて呉の太伯と爲す。」
『史記』 卷三十一 「呉太伯世家 第一 」
※太伯=呉太伯=泰伯とも書く(『論語』)
■倭人は太伯の子孫
「自帯方至女國万二千余里 其俗男子皆黥而文 聞其旧語 自謂太伯之後 昔夏后小康之子 封於会稽 断髪文身 以避蛟龍之害 今倭人亦文身 以厭水害也」
「帯方郡から女國に至る距離は1万2000里。その男子は皆、顔や体に刺青をしている。その旧語(伝承)を聞くに、倭人は自らを太伯の後裔であると言う。昔、夏后小康の子が会稽に封ぜられ、断髪・文身をしてもって蚊龍の害を避けた。今の倭人もまた文身をして、水のなかで害を厭(おさ)えた。」
『翰苑』巻三十が引用した『魏略』逸文
「自帯方至女國万二千余里 其俗男子皆黥而文 聞其旧語 自謂太伯之後 昔夏后小康之子 封於会稽 断髪文身 以避蛟龍之害 今倭人亦文身 以厭水害也」
「帯方郡から女國に至る距離は1万2000里。その男子は皆、顔や体に刺青をしている。その旧語(伝承)を聞くに、倭人は自らを太伯の後裔であると言う。昔、夏后小康の子が会稽に封ぜられ、断髪・文身をしてもって蚊龍の害を避けた。今の倭人もまた文身をして、水のなかで害を厭(おさ)えた。」
『翰苑』巻三十が引用した『魏略』逸文
「昔、夏后小康の子が会稽に封ぜられ、断髪・文身をしてもって蚊龍の害を避けた。今の倭の水人は好んで水中に水没し魚や蛤を捕る。そのために文身して大魚や水禽をはらった。」
『魏志』東夷伝倭人条
『魏志』東夷伝倭人条
■文身
「後にやや装飾となす。諸国の文身各異なり、あるいは左にあるいは右に、大きく小さく、尊卑により差がある。」
『魏志』東夷伝倭人条
「後にやや装飾となす。諸国の文身各異なり、あるいは左にあるいは右に、大きく小さく、尊卑により差がある。」
『魏志』東夷伝倭人条
■呉太伯とは
この場合の「呉」とは春秋時代の呉である。
華北の国家であった夏王・禹の後裔。
夏王禹から数えて6代目が夏后帝少康である。
この裔が呉太伯。
「周の太王(古公亶父)の息子に太伯・仲擁$・季歴の3人がいた。季歴とその息子の昌は賢く聖人の資質を持っていたので、太王は跡継ぎと考えた。それを察した仲擁$と季歴は、南方の地に去り、文身断髪して後継ぎの意志のないことを示した。太伯は自ら勾呉と号し、呉の太伯と呼ばれた。昌は後の周の文王である。
主なものに禹陵、※越王台(やまたい・後で説明)」
http://6245.teacup.com/kojimakousi/bbs/133
この場合の「呉」とは春秋時代の呉である。
華北の国家であった夏王・禹の後裔。
夏王禹から数えて6代目が夏后帝少康である。
この裔が呉太伯。
「周の太王(古公亶父)の息子に太伯・仲擁$・季歴の3人がいた。季歴とその息子の昌は賢く聖人の資質を持っていたので、太王は跡継ぎと考えた。それを察した仲擁$と季歴は、南方の地に去り、文身断髪して後継ぎの意志のないことを示した。太伯は自ら勾呉と号し、呉の太伯と呼ばれた。昌は後の周の文王である。
主なものに禹陵、※越王台(やまたい・後で説明)」
http://6245.teacup.com/kojimakousi/bbs/133
「呉の成立については詳しいことはわかっていないが、司馬遷の『史記』「呉太伯世家」によると、以下のような伝説が載っている。それは周の古公亶父(ここうたんぽ)の末子・季歴は英明と評判が高く、この子に後を継がせると周は隆盛するだろうと予言されていた。長子・太伯(泰伯)と次子・虞仲(仲雍)は末弟の季歴に後継を譲り、【呉の地にまで流れて行き、現地の有力者の推挙でその首長に推戴されたという。】後に季歴は兄の太白・虞仲らを呼び戻そうとしたが、太伯と虞仲はそれを拒み全身に刺青を施した。当時刺青は蛮族の証であり、それを自ら行ったということは文明地帯に戻るつもりがないと示す意味があったという。太伯と虞仲は自らの国を立て、国号を句呉(後に寿夢が呉と改称)と称し、その後、太伯が亡くなり、子がないために首長の座は虞仲が後を継いだという。
しかし、この逸話は実際に南方の蛮族である呉が後に春秋の覇者となった時の美談として創られた可能性が高いと見る史家も多く、どうやら太伯と虞仲の末裔は、呉の兄弟国(実際に呉とは別系統らしく、虞は周王室の連枝という)とされる、夏の古都を拠点とした虞(山西省を拠点とし、後年に大夫の百里奚の諌言を聴き容れなかった虞公は、晋の献公の言いなりにされた挙句に滅ぼされた)のことを指すらしい[要出典]。」
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%91%89_(%E6%98%A5%E7%A7%8B)
華北にあった夏王朝が滅びて後、封ぜられて会稽に南下して作った国が呉。(北方系民族の南下の実例)
簡略にわかりやすく把握するなら、そこから二兄弟が分かれて呉越を建国したのだと思えばよかろう。のちの呉越はそもそも兄弟国家だとなる。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%91%89_(%E6%98%A5%E7%A7%8B)
華北にあった夏王朝が滅びて後、封ぜられて会稽に南下して作った国が呉。(北方系民族の南下の実例)
簡略にわかりやすく把握するなら、そこから二兄弟が分かれて呉越を建国したのだと思えばよかろう。のちの呉越はそもそも兄弟国家だとなる。
■少康 の子孫
少康の庶子たちは「会稽に封ぜられ、文身・断髪して蚊龍の害を避け」、後20世にして勾践(こうせん)が王を称する。
一方、華北に残っていた周の太王の長男が太伯。弟に政権を移譲し、華中・荊蠻に南下、その地の風俗にあわせて刺青し、句呉を起こし、呉太伯と呼ばれるようになった。
少康の庶子たちは「会稽に封ぜられ、文身・断髪して蚊龍の害を避け」、後20世にして勾践(こうせん)が王を称する。
一方、華北に残っていた周の太王の長男が太伯。弟に政権を移譲し、華中・荊蠻に南下、その地の風俗にあわせて刺青し、句呉を起こし、呉太伯と呼ばれるようになった。
■会稽 かいけい 越王台
会稽は越の中心地。都は紹興酒で有名な浙江省紹興市付近
越王台とは紹興市内にある越王・勾践(こうせん)が築いた都の跡のこと。
越王が酒を投げ入れた河が、現在の醪(にごりざけ)を投げた河、「投醪河」で、紹興の城南にある。
これが「越王台紹興酒」。http://item.rakuten.co.jp/kawachi/445631
これに対してこれまた有名なのが貴州省の茅台酒(まおたいしゅ)。
このように銘酒から見ても華中以南は稲作水田、米、華北は陸田(畠)で粟・ヒエ
会稽は越の中心地。都は紹興酒で有名な浙江省紹興市付近
越王台とは紹興市内にある越王・勾践(こうせん)が築いた都の跡のこと。
越王が酒を投げ入れた河が、現在の醪(にごりざけ)を投げた河、「投醪河」で、紹興の城南にある。
これが「越王台紹興酒」。http://item.rakuten.co.jp/kawachi/445631
これに対してこれまた有名なのが貴州省の茅台酒(まおたいしゅ)。
このように銘酒から見ても華中以南は稲作水田、米、華北は陸田(畠)で粟・ヒエ
のちに日本が遣唐使を送った時、その目的地のひとつが寧波(ねいは)。
寧波は会稽の外港である。伊予の海人族・河野氏を母方に持つ空海もここを目指す。河野氏が船頭だった場合、航路の変更は空海の希望通りにできるわけだ。
寧波は会稽の外港である。伊予の海人族・河野氏を母方に持つ空海もここを目指す。河野氏が船頭だった場合、航路の変更は空海の希望通りにできるわけだ。
■台 たい
台とは中国で宮城
倭国の邪馬台もそうであろう。(東夷伝倭人条にも倭人が酒を好むとある。この酒も中国華中の米酒だっただろう。倭人は中国華中以南の風習をふんだんに持っている。)
台とは中国で宮城
倭国の邪馬台もそうであろう。(東夷伝倭人条にも倭人が酒を好むとある。この酒も中国華中の米酒だっただろう。倭人は中国華中以南の風習をふんだんに持っている。)
■結語
あくまでも言い伝えの記録ではあるが、北部九州にいた倭人は呉太伯の末裔を自称していた稲作民族だったとすれば、あきらかにそれは華中から華南方面に少なくとも交流があった海人族で、長江流域にいた白水郎(あま)と交流があった、あるいは彼等自身だったとしか考えられない。四国の水軍も空海もまたその後裔ということになろう。
あくまでも言い伝えの記録ではあるが、北部九州にいた倭人は呉太伯の末裔を自称していた稲作民族だったとすれば、あきらかにそれは華中から華南方面に少なくとも交流があった海人族で、長江流域にいた白水郎(あま)と交流があった、あるいは彼等自身だったとしか考えられない。四国の水軍も空海もまたその後裔ということになろう。
次回、パーデレが見た倭人
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