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「四民平等と秩禄処分によって身分制の再編が行われた時の日本全国総人口に占める割合は93.41%、3110万6514人が平民である」
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%B9%B3%E6%B0%91
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%B9%B3%E6%B0%91
歴史を学ぼうとするときに上記のグラフにあるような人口比率を忘れている財や研究者によくお目にかかる。申されるに、確たる証拠もなく「当家はなんのなにがしから出た、なんおなにがしの末裔である・・・」状の物言いをされる方は多々おられる。
たとえば筆者の「肩書」は豊後大友氏六世孫・・・を使っているが、これは県史にもあきらかな出自で、まごうかたはない。家紋も大友、大友氏、府内における鎮守である春日神社大宮司も県史にあって間違いがない。
しかし親も自分も、近隣ではそのようなことを明らかにしたことなど一切ない。それが武士だった家のものとして、近代民主化の中では当然のことと思っている。
ところが、現代。実はそういうことをちゃんと言い述べておくほうが、よくなってきていると感じ始めている。そういう権威主義的表現は好きではなく、しかも人生の自由をいくらか奪われてしまい側面もあるからだ。
しかしながら、その意に反した人々はかなり多くいる。
いわゆる嘘の系図を権威として用い、それを利して行きようとする考え方の人たちである。
上のグラフにあるように、江戸時代の人口比率で貴族・武家はほんの7%までに過ぎない。いや実際のところ、下級武士というのをはずすと1.5%程度だったという研究者もいるのである。
「ほんのひとにぎり」である。
問題はその一握りの人々が百家あれば百人の、千家あれば千人の、一万人いれば一万人の、それぞれ家臣団の底辺にいる人々を抱えていて、その下の下の人々も、平和な時代にもなれば「うちは●●氏の同族だった」と言えてしまうわけである。
秦氏には上中下家があり、それぞれに秦人という家臣があり、その下にそれぞれ秦部が囲われていた。そのすべてを総称して「秦氏」となる。しかし大半はどこの馬の骨かもわからない被差別民までが含まれているのである。そしてそういう中原以下の層が、当然、上家を何十倍も上回る人口になる。それをして「われは秦氏」と言われてしまっては、もう秦氏という氏族そのものの伝承が、彼ら底辺ものに圧迫されかねない。そういう時代が能楽が隆盛した時代である。
さて、集団はリーダーを出すものだが、日本の王家というリーダーは、実は「担がれた」リーダーである。それを「天皇」「大王」などと言う。ではどうやって担がれるか?
三種類ある。
1実力者としての王
2底辺から選ばれた王
3傀儡王
である。
日本の大王で1だったのは、雄略と継体だけである。
ほとんどは2か3である。
3は女帝が多い。
さて2が問題である。
為政者王のほとんどを占めたのがこれである。
なぜ底辺から担がれたか。
底辺とはすなわり敗者で勝者から差別された人々のことになる。
それは歴史上、いつか必ず反駁し、リベンジを狙う。
ゆえにそこからあえて大王を選ぶのである。
これを「祟らぬように神とする」とも言う。
この祟りとは一族の反逆であり、そこから見えるのが日本の大王は先住民の王だったということになる。
この理屈が理解できないものに、歴史を語る権利はない。
そのような学説を「信仰」と言うのである。
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