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放送禁止用語


放送禁止用語(ほうそうきんしようご)は、テレビやラジオといったマスメディアにおいて、何らかの理由によりその放送における使用が禁止されている言葉のことを指すが、今日の日本で法によって明文化された放送禁止用語は存在せず、単なる放送事業者の自主規制である。

自主規制であるからには、放送局によって基準は違う。
生放送で、ゲストがそれを使用した場合、ピ~は入れられないので、あとで局側が誤るだけ。
ただし、今朝の市原さんは、会話の中で「かたわ・・・ハンセン病・・・いいですか?」と有働アナに一言断りを入れており、市原本人には、この語を使わねば説明しにくいことがらだったのであろうし、また視聴者にもそのほうが、より昔話の裏側に潜んでいる残酷さと、悲しさが伝わっていたはずである。筆者も、常に言ってきたことが彼女の口から出たので、感動した。問題になるのはそれらを言わせてしまった番組側の責任であって、二言目の前にオフさせねばならなかった。有働もびっくりしたんだろう。実に面白かった。

放送禁止用語は現実には規定もなく、存在しない概念であり、それに対していちいちなんくせをつけているのは、まずKaihou連盟やKaihou連合の担当幹部だけであろう。当事者にはむしろ無関心が一番多く、当事者が関心を示すほどに風評は増えるだけで逆効果である。知らぬ顔の半兵衛を決め込むに限る。第一、谷崎潤一郎『ーーー』を「精神異常者」というタイトルに「自主規制」して出版する会社など存在しない。特に「かたわ」「ぎっちょ」などは、そのどこが差別なのか不明で、主観的でしかないし、文章表現などではこれがないと困ってしまう場合もある。第一話が早い。特に古代史~近世史で民衆を扱う研究者には、必需品であろう。

糾弾してまで押し付ければ今は、恐喝と言われる時代。表現の自由、何をか恐れんという市原の態度は、いっそあっぱれだった。ブログや文章でこれらを使ってはいけないなどの規制もない。それも自主規制である。もし書いて記事を消されたら、あ、このブログじゃだめか、と気がつくから、どんどん書いてみたらいいかも。ただし、何があなたに起きるかなど、ぼくの知ったこっちゃありませんがね。

学術的に「使わなきゃならんところでは」使うべき言葉としてぼくは使っております。





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