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Channel: 民族学伝承ひろいあげ辞典
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氷期と間氷期のサイクル説は果たして正しいのか?

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最近の氷期が終わったのは、1万年ほど前である。現在は典型的な間氷期が1万2000年ほど続いていると考えられているが、氷床コアデータによる精密な時期の断定は難しく、世界的な寒冷化をもたらす新しい氷期が間もなく始まる可能性もある。今のところ「温室効果ガス」を増加させている人為的な要因の方が、ミランコビッチの軌道周期のどの影響よりも重いだろうと信じられているが、地球軌道要素に対するより最新の研究は、人間活動の影響が無いとしても、現在の間氷期は少なくとも5万年は続くだろうとも示唆している。
氷期と間氷期の変動に関連して、アメリカ国防総省が専門家に依頼して作成した地球温暖化の影響による大規模な気候変動を想定した安全保障についての報告書(Schwartz, P. and Randall, D. 2003)[1]の存在が2004年に明るみに出て注目を集めた。 それによると、地球温暖化による海流の変化が原因で、北半球では2010年から平均気温が下がり始め、2017年には平均気温が7~8℃下がるという。逆に南半球では、急激に温度が上がり、降水量は減り、旱魃などの自然災害が起こるという。

正確には、「氷期」と「間氷期」が繰り返される時期を「氷河期」といいます。
 地球の歴史の中では、氷河期とそうでない時期があって、現在は約4000万年前に始まった、最後の氷河期が継続中です。
それ以前は、二酸化炭素濃度が高い、世界中が熱帯に近い気温だったと考えられています。
さらに前の約2億5千万年前以前は、現在と同じような氷河期があったようで、酸素濃度が相対的に低い大気であったようです。
このように、大気の化学組成が氷期、間氷期の繰り返しを引き起こすことに関連しているようですが、それが何で発生するのかは詳しくわかっていません。
また、氷期、間氷期の周期が、ミランコビッチサイクルのような地球の地軸の歳差運動に関連が高いことはわかっていますが、どうしてそうなるのかのメカニズムもよくわかっていません。


なんとそんなことすらわれわれ人類はまだわかっていないのだ。

氷河期の中にわれわれは生きている。
その間に氷期と間氷期は繰り返してきた。
氷期が10万年サイクル、温暖な間氷期が1万年のサイクルで繰り返すと言われている。
今の間氷期は今から約1万年前、オルドバイ氷期から突如として始まり、すでに1万年のサイクルを経ている。すると常識的にはもう次の氷期に向かっていなければならない時期にわれわれは生きていることになるはずだ。

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