マゲイアMageiaとも。古代ギリシャ(ヘレネス)の伝承で魔術のこと。
マゲイアはヘレニズム時代に人気があり、オリエントの、東洋の要素が豊富だったようだ。 誰かの愛情を得る、敵に危害を加える、といったことで使われた。
方法にはエポダイEpodai(呪文)、カタデセイスKatadeseis、カタデスモイKatadesmoi(呪い)などがあった。 平たい板に刻み、望ましいのは墓場に埋めるというものだった。
また、ロウ人形を作って融かす、針を刺す、鉛の人形を縛って墓場に置く、などの方法もあった。
また、ロウ人形を作って融かす、針を刺す、鉛の人形を縛って墓場に置く、などの方法もあった。
グリモアのレメゲトンの一章「ゴエティア」(ゲーティア)の語の元のようだ。
http://www.jiten.info/dic/europa/geteia.html
http://www.jiten.info/dic/europa/geteia.html
日本人と一緒。
世界中やることは同じ。
それが世界中で始まる時期は気候悪化したボンドイベントなどにぴったり符合する。
温暖期には一神教が生まれ、寒冷期・乾燥期には太古からの呪文と魔術と巫覡王が復活する。このように騒乱・侵入・殺戮・暴行・放火・殺人・戦争・動乱は気候変動によって起こりはじめ、ピークは人的な怨念や植民地主義や帝国主義として顕現する。
異民族フンは動き西欧を混乱させ、民族の移住によって混血が起きる。匈奴やウイグルは侵略し、Isによってアフリカから民族が海をわたる。血は混じり、世界は混乱する。しかし、長い眼で見れば、それこそがダイナミックな人類血脈の単一化・平均化を引き起こし、やがて世界は温暖期の到来で平穏を取り戻す。
この繰り返しこそが人類史である。
どんなにあがいたところで、われわれは宇宙・地球・大自然の神のゲームから逃げることはできない。世界平和は念じるものであり、実現する場所に今後も当分ない。それは神々の淘汰と選別である。人類全体が淘汰されてしまわぬためには、われわれはできるだけ子孫を多く残すしかすべはない。それは科学ではなく、万能の現代死生観である。科学はそこに気づくためのノウハウは提供するが、ではどうすればよいかなどは教える力はない。教えてくれるのは哲学と宇宙観だが、知ったところでどうしようもない。それを運命と呼ぶのである。
この故に易に太極あり。これ両儀を生ず。両儀は四象を生じ、四
象は八卦を生ず。八卦は吉凶を定め、吉凶は大業を生ず。
『易経』「周易繋辞上伝」P243
象は八卦を生ず。八卦は吉凶を定め、吉凶は大業を生ず。
『易経』「周易繋辞上伝」P243
子の曰わく、天、徳を予れに生せり。桓タイ(鬼にょうに隹)其
れ予れを如何。 [述而第七 二二]
れ予れを如何。 [述而第七 二二]
亢竜悔あり。 『易経』「周易上経 乾」
道行われず、イカダ(浮のサンズイでなく木ヘン)に乗りて海に浮
かばん。 [公治長第五 七]
かばん。 [公治長第五 七]
彗星東方にいづ。蚩尤気( しゆうき)とも申す。又-共申す/平家 3
革おこりて慈気滅す 滅して無 無 有を生ず 有生じて天人合一す
鳳凰麒麟出ず 玄武北を守らず 指南車南をささずして 赤気出ず
すべてが天命=宇宙理論に沿って起こり、人はあがらえない。
『論語』も『易経』も『老子』もそう言っている。
神とは宇宙の摂理。
摂理によって宇宙は星星を生み、星星は摂理によって生命を生み出し、そして滅びる。生物も天体も同じ星の元に摂理の子である。
したがって人類もまた天命には逆らえない。そしていずれは滅びるもの。
呪はかなえられぬもの。
かなわぬからこそ人は人を、運命を、天命を呪う。
摂理がいくさを引き起こし、神は多くの生贄を欲するもの。
これから先も人は摂理によって生かされ、盛衰し、そして死滅する。
すると摂理はまた新たないのちを創り出す。
地球が滅びるまでそれは営々と続く。
人類がいるとかいないとかは関係なく。
誰一人、宇宙の死滅や地球の死滅は見ることができない。
57億年先にたったひとり選ばれたものだけが、人類の死滅を見ながら死んでゆく。
それを真理、涅槃と仏陀は言った。
決してとどかない願い。