1 まず阿蘇山噴火は今回の地震ではありえない
2 阿蘇山麓地域の岩盤地層と阿蘇溶岩流による地表が揺れを増加させる
では、2から始めてみよう。
2があるがために1は絶対起こらないという結論は導き出せるのだ。
阿蘇山の周辺の最古の基層地表はまず太古の有明海底の粘土質土壌が凝固した輝石である。
これは有明海が往古は、今よりも相当深く広く九州のどてっぱら部に入り込んでいたためで、阿蘇山はその後そこから隆起。大分県の国東半島周辺から熊本市周辺にかけての土地を2億年ほど前に作り出す(九州最古の地層は玄界灘沿岸域の福岡や佐賀・長崎の沿岸部で3億年ほど前のもの。太古にはそれだけしかなかった。日本最古は越前地域の3億年以上前)。これがこの地域の基層岩盤になった。今回の地震はそこまで届かない深さで起こった。つまり横ズレした地層は2億年より新しい噴火溶岩流でカバーされた部分で収まった。
さらに江戸期以降の干拓で、有明海海岸部は埋め立てられている。そういう新しい表皮をかぶされた軟弱地質だと言えるのだ。女性にわかりやすくするなら、チョコレートタルトである。タルトの生地の硬いビスケット部分が割れたら、当然、上のチョコレートにもひびがはいる。そして当然、生地よりも表面のチョコのほうがひび割れやすい。一旦割れだすと、どんどんひびわれは増えてしまう。
このサイトに阿蘇山~有明海までの熊本地域の模式地質断面図がある。
続きは画像ふんだんにファンクラブで。
友だちが閲覧できる、ファンが閲覧できる