遺伝子学者、考古学者、文化人類学者、歴史学者たちが、最近、人類発祥について、出アフリカ後最初の中継地を中東であると発言してきたが、近頃はさらにインドシナ半島が第二の中継地だった可能性を、一様に言い始めているのをご存知か?
特にフローレンス人滅亡以後、彼らに続くようにスンダランドを一時的集住地とした新人がここを基地にしてどんどんアジアからオセアニア、太平洋へ拡散してゆく。
そして日本人もまた、台湾高山族から分かれて列島へ向った可能性が模索され始めている。
世界が、呼応するように、アジア人類の多様性の大元がインドシナ、インドネシアスウェラジ島やフィリピンのミンダナオ島にあったのではないかと研究を始めた。遺伝子学では斉藤成也もその一人である。彼はミンダナオ島の遺伝子研究から、ミンダナオこそがアジア人拡散拠点だといい、人類学の海部陽介は台湾、西欧学者はスウェラジに注目している。
オセアニア=サフール大陸はその次の、三番目の集住地かも知れない。あるいはポリネシアもそうだろう。
人類はアフリカを出てまずは肥沃なシュメール地域に集まり、そこを長期的に動かなかった。やがて拡散が始まり、北はバイカル湖、南はスンダランドを目指している。バイカル湖とスンダランドが、ともに人類の第二の集住地をなった。やがて旧人との配合のあと、またそれぞれが拡散し、ついに日本列島は彼らの再会の地のひとつになった。また海を越えたポリネシア人はハワイを中継地にして、アメリカ大陸でバイカル湖からはるまるやってきた、北方系アジア人と再会しただろう。
人類、はるかな旅・・・。
日本も、南米南端も、オセアニアも、つまり人類が行き着けた最後の行き止まりであった可能性がますます高くなりつつある。
この記事は今後、各論で攻めてゆくつもり。シリーズ化することになるかな?楽しみである。
海の民と草原の民の再会か・・・目が遠くなるなあ。