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戦犯を祭るのは「祟り封じ」である

 
日本の、大半の神とは祟り神である。
敗北者の霊魂こそが地祇である。
それを祟らぬように社に封じ込めることを「鎮魂」と言う。
しかるに、靖国の後戸に納められている戦犯の霊魂もまた祟り神だ。
それが「二度と出てこぬように祀る」ことは、そもそも祭りの本義であり、その思想の大元は1万年以上も前から、この国にありつづけた考えかであって、正統である。
 
悪鬼である戦犯を祟らぬように鎮撫し、再び地上に出現せぬように靖国は封じ込めてある。
それがいったいなんの不都合が海外にあるのか、さっぱりわからない。
 
これを「神霊の監視」と言うのである。
 

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