昔は正月が終わると九日~15日くらいまで小正月だった。
昭和30年代まで、地方にこの行事は残っていて、小豆粥などを食したものである。
小正月と旧正月の違い
◆小正月(こしょうがつ)とは、正月15日の行事。
●正月が2回?
「元日を中心とした「正月(大正月・おおしょうがつ)」に対し、1月15日(厳密には14日の日没から15日の日没まで)を「小正月(こしょうがつ)」と言います。「月」を暦の基準にしていた大昔の日本では、「満月から次の満月まで」が一カ月でした。昔の人は満月をめでたいものの象徴としていたようで、一年で初めての満月の日を「正月」にしていました。これが「小正月」の起源です。
「元日を中心とした「正月(大正月・おおしょうがつ)」に対し、1月15日(厳密には14日の日没から15日の日没まで)を「小正月(こしょうがつ)」と言います。「月」を暦の基準にしていた大昔の日本では、「満月から次の満月まで」が一カ月でした。昔の人は満月をめでたいものの象徴としていたようで、一年で初めての満月の日を「正月」にしていました。これが「小正月」の起源です。
●小正月は女正月?
元日が正月として定着すると、小正月は豊作を占ったり、鬼追いをしたりと、大正月とは違う特殊な行事が中心になりました。また小正月は、お嫁さんが里帰りしたり、大正月に忙しく立ち働いた女性たちも一休みすることができるので、「女正月」とも言われています。
元日が正月として定着すると、小正月は豊作を占ったり、鬼追いをしたりと、大正月とは違う特殊な行事が中心になりました。また小正月は、お嫁さんが里帰りしたり、大正月に忙しく立ち働いた女性たちも一休みすることができるので、「女正月」とも言われています。
●小正月は正月の終り?
小正月の代表的な行事に豊作祈願の意味を込めた「みずき団子(餅花)」や、正月飾りを燃やす悪霊払いの行事「どんと焼き」などがあります。一般的に小正月の終わりは20日とする地域が多いようですが、元々は悪霊払いだった「どんと焼き」が、やがて正月にやって来た年神さまを天に送り返す火と見るようになり、これをもって正月(大正月・小正月)の終わりと位置づける見方も生まれてきました。」http://www.bunka.pref.iwate.jp/seikatsu/syougatu/syousai/kosyougatu01.html
小正月の代表的な行事に豊作祈願の意味を込めた「みずき団子(餅花)」や、正月飾りを燃やす悪霊払いの行事「どんと焼き」などがあります。一般的に小正月の終わりは20日とする地域が多いようですが、元々は悪霊払いだった「どんと焼き」が、やがて正月にやって来た年神さまを天に送り返す火と見るようになり、これをもって正月(大正月・小正月)の終わりと位置づける見方も生まれてきました。」http://www.bunka.pref.iwate.jp/seikatsu/syougatu/syousai/kosyougatu01.html
本来旧暦だが、明治の改暦後は新暦1月15日、もしくは、2000年からは成人の日(1月第2月曜日)に行われる場合もある。
元日(または元日から1月7日まで)を大正月と呼ぶのに対してこのように呼ぶ。正月(字義通りには月末まで)の終わりとも位置づけられる[3]。小年(こどし)、二番正月、若年、女正月(おんなしょうがつ)、花正月。これに対して旧正月とは。
◆「旧正月(きゅうしょうがつ)は、旧暦の正月(年初)。
旧暦元日(旧暦1月1日)、またはそれから始まる数日間のこと。ここでの旧暦とは、中国(清)・日本・朝鮮半島・ベトナムでかつて使われていた、中国暦およびその変種のことである。
旧暦1月1日は、通常雨水(2月19日ごろ)の直前の朔日であり、1月22日ごろから2月19日ごろまでを毎年移動する。旧暦で平年だった年は翌年の旧正月は約11日後退し、閏月があれば約18日進む。」
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%97%A7%E6%AD%A3%E6%9C%88
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%97%A7%E6%AD%A3%E6%9C%88
◆こしょうがつのほうもんしゃ【小正月の訪問者】・・・民俗学で,小正月に家々を訪れ,祝福してまわる者をいう。一年の最初の満月の夜に神が来臨し,人々に祝福を与えたという古い信仰に基づく行事。ほとほと・かせどり・なまはげなど。
以上大辞林 第三版から
以上大辞林 第三版から
◆かせどり・・・(主に東北・九州地方で)小正月に子供や若者が家々を巡って,祝言を述べ祝儀をもらう行事。また,巡り歩く者。かせぎどり。
●佐賀県見島地域
見島のカセドリ(みしまのカセドリ)は、佐賀市蓮池町の見島地区で小正月に行なわれる来訪神行事カセドリとは、神から使わされた雌雄のつがいのニワトリと考えられている。毎年2月の第二土曜日の夜、土地の独身男性2人が藁蓑に身をつつみ、手甲、脚絆、白い足袋、笠を身につけ、カセドリに扮する。350年以上続いているという。http://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%A6%8B%E5%B3%B6%E3%81%AE%E3%82%AB%E3%82%BB%E3%83%89%E3%83%AA
http://ameblo.jp/minzokuhiroba/entry-11473033076.html
見島のカセドリ(みしまのカセドリ)は、佐賀市蓮池町の見島地区で小正月に行なわれる来訪神行事カセドリとは、神から使わされた雌雄のつがいのニワトリと考えられている。毎年2月の第二土曜日の夜、土地の独身男性2人が藁蓑に身をつつみ、手甲、脚絆、白い足袋、笠を身につけ、カセドリに扮する。350年以上続いているという。http://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%A6%8B%E5%B3%B6%E3%81%AE%E3%82%AB%E3%82%BB%E3%83%89%E3%83%AA
http://ameblo.jp/minzokuhiroba/entry-11473033076.html
●大分県日出町大神(おおが)原山
「「かせどり」は、新たに子どもが生まれた家に『大足半』と呼ばれる縦70センチ、横30センチ、 重さ6キロもある「大きなわら草履)」を届ける行事で、 「この草履がはけるくらい立派に大きく成長するように」との願いが込められています。
江戸時代末期に始まったと言われるこの「かせどり」は 戦争などで約50年間途切れていましたが、1999年に原山ボランティアクラブが中心となって復活させ、 継承しています。
贈り手は、相手に正体を知られてはならない決まりがあり、かさや、みので体を包み、お面や化粧などで顔を隠」す。
http://community.ctb.ne.jp/wakuwaku/2010/01/post-20100114-t-kasedori.html
「「かせどり」は、新たに子どもが生まれた家に『大足半』と呼ばれる縦70センチ、横30センチ、 重さ6キロもある「大きなわら草履)」を届ける行事で、 「この草履がはけるくらい立派に大きく成長するように」との願いが込められています。
江戸時代末期に始まったと言われるこの「かせどり」は 戦争などで約50年間途切れていましたが、1999年に原山ボランティアクラブが中心となって復活させ、 継承しています。
贈り手は、相手に正体を知られてはならない決まりがあり、かさや、みので体を包み、お面や化粧などで顔を隠」す。
http://community.ctb.ne.jp/wakuwaku/2010/01/post-20100114-t-kasedori.html
●熊本県一部地域
「カセドリの馬 子どもが伝えた正月行事の一つにカセドリがあります。1月14日の夜、作ってもらったワラの馬を各家庭に配ってまわります。この馬は神棚にまつられます。」
「カセドリの馬 子どもが伝えた正月行事の一つにカセドリがあります。1月14日の夜、作ってもらったワラの馬を各家庭に配ってまわります。この馬は神棚にまつられます。」
●山形県上山市かせ鳥
●宮城県加美町http://www.miyagi-kankou.or.jp/wom/o-1301
●福島県福島市, 福島県福島市, 正月十四日の夜、この名で呼ぱれる物貰いの風習が、東北 と九州の南部とに、ほぽ同じ形で行われている。奥羽の方は土地によって少しずつ名が かわるが、これをカセドリというのは福島市から二本松付近
小正月と旧正月
小正月は松の内(1/1~1/8)のあとの満月から新月までを言う。
旧正月は旧暦の大正月=松の内を言うので、毎年だいたい2月中旬。中国では春節。そのあとにくるのが小正月である。
たいした差ではないが、小正月がケの祭事なら、旧正月はハレの祭事と覚えておけばいいだろうか。
小正月には北欧の冬至祭とそっくりな行事が各地で行われ、なまはげ・小豆粥・としどん・甘酒祭り・花餅などなどがそれ。
「かせどり」は東北と九州という隔絶していたはずの地域にまったく類似した祭事が伝わっており非常に珍しい。いわゆる来訪神が子供を祝福し、接待されたり、おみやげ(神饌)をねだるお祭り。九州と東北の中間地域にないのは、それが陸地伝いではなく海を伝っていった証拠になるかと思えるので、南海の島人系精霊まつりの亜種であろう。どの地域も350年ほどの歴史とされるが、実際にはその原型がもっと古くからあった可能性もある。東北へは開拓のために入った九州人が、あとから伝えたかも知れない。あるいは逆ルート?
詳細は謎である。
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