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Channel: 民族学伝承ひろいあげ辞典
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蛇3 異称

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蛇の異称が各地にある。
琉球ではウジー。
これは本土の渦(うず)である。
 
 
古代には「つつ」これは筒状の姿態を言い表している。「つち」とも言う。
筒とは棒状で、中が空洞な物体を指す。京都南部の綴喜郡はむかし筒城・筒木で、竹をあらわしていた地名である。軍隊で「捧げつつ」という「つつ」は鉄砲で中が空洞な鉄棒を言う「銃」「砲」のことである。大きなものを「大筒=大砲」と言った。
 
「は」あるいは「はは」。
「みずは」の「は」は「蛟=みづち=水霊」と同意語で、「みーづち」で「水の蛇神」である。「天の羽羽矢」も蛇のような長いもので、先端は男根型の→である。
 
 
「なが」「なーが」は「長い」のもとになった。これはインド~インドシナで蛇神を言う。
 
 
「えらぶ」「いらぶ」これは沖縄でエラブ海蛇。
 
 
 
「みわ」「くちなわ」「なわ」。
 
 
「ながむし」
 
 
「にじ」これは沖縄で「むじ」「うじ」で虹であるが虹もまた蛇である。虫がつく。
 
 
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エラブウミヘビ
 
 
ウミヘビにはセグロ、エラブなどさまざまあるが、『古事記』の言う「海を照らして寄り来る神」とはウミヘビ=大物主=オオクニヌシの幸魂である。
 
 
 
 
 
 
 
「うなぎ」は古語で「むなじ・むなぎ」と発音したが、「む」と「う」は音韻変化。「ぎ」は動物につく蔑称で意味はなく、「うな」「むな」が語幹ゆえ、「むな」は蛇の形ということである。「むなーかた」蛇の鱗のイレズミをした氏族。
 
 
 
「すみよし」は「すむ」が語幹だが、「すむ」とは「もぐる」ことである。
それで蛇の氏族であるムナカタや安曇の神には、「筒」がつき、水中に没して水を「くぐる」蛇の異称がつくこととなった。住吉神を「つつのお」と言うのは、蛇のように水中を潜行した海士(あま)の神を言うのである。
 
 
 
「あなご」「うつぼ」もまた蛇を指す。いわゆる「うづー坊」がウツボ、「穴ー子」がアナゴであるが、穴は砂に穴を掘って住まう筒状の生き物だからである。
 
 
「てなづち」「あしなづち」の「つち」も蛇の氏族であろう。
 
 
 
「つちのこ」という幻の蛇の何も「つち」がつく。つつの子であろう。
また当然、土を這うものとしての意味もあろう。
 
 
 
 
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