ネタ切れでして。ちょいと転載記事。
日本人のルーツ、肌シミの話 (縄文肌と弥生肌) 【ニュースJAPAN】
フジテレビ【ニュースJAPAN】(2011/11/25)
肌のシミの遺伝子研究が日本人のルーツ解明に繋がりそうというニュースをやっていたので記録しました。
秋元アナ「さて、日本人の肌のシミを作る遺伝子の分析から、シミが出来やすい縄文肌と出来にくい弥生肌の存在が浮かび上がってきました。化粧品会社と国立科学博物館のコラボ研究は、日本人のルーツ解明にも一役買いそうです。」篠田氏「こちらがですねぇ、縄文の人骨から復元した縄文人の男性なんですね。
鼻筋の所を見ていただくと、1回へこんで、鼻が高くなっているということがわかると思います。
こちらは弥生人になるんですけれども、全体に顔に凹凸がないというのが弥生人の特徴と、、」(国立科学博物館人類史研究グループ長)いにしえより日本列島に住み着いていた縄文人。
その後に、大陸から海を渡りやって来た弥生人。
未だに多くの謎が残る日本人のルーツに、今、意外な分野からのアプローチが進んでいる。最先端の美容研究を行うポーラ横浜研究所。
研究員の本川智紀さんが目下取り組むのは、シミのできやすさの分析。
本川研究員「今回、我々が着目しているものは、この『MC1R』というたんぱく質です」(ポーラ化成工業)
MC1Rというたんぱく質は、紫外線から肌を守るメラニンの量を調整する役目を持つ。これが正常に機能しないと、シミの原因になる。今回の研究では、日本人251人のMC1R遺伝子の解析が行われた。
その結果・・本川研究員は「MC1R遺伝子は、日本人では大きく2種類のグループに分かれるということが分かってきました。そして、そのうちの1つが、シミができやすい遺伝子で『縄文型』、もう1つのタイプをシミができにくい『弥生型』という仮説をもって、今、さらに研究を進めている状況です。」遺伝距離という指標などを基に本川さんが推測したところ、この2種類の遺伝子は、数万年以上前に枝分かれしたとみられる。
このことから、縄文人と弥生人という別々のルートで日本へと入ってきたという仮説を立てた。
さらに、シミのできやすい縄文型の遺伝子はヨーロッパやインドに、シミのできにくい弥生型は東アジアに多く存在し、これは縄文人、弥生人のルーツともマッチするという。現在は、縄文人のDNAとの照合を進めており、早ければ来年にも結果がわかる見通しだ。
本川研究員「(自信はありますか?)はい、我々が今あるデータから考えると、その可能性は高いというふうに考えています」早めのシミ対策に役立つと期待される今回の研究。
まだ一般では行われていないが、番組スタッフの肌タイプを特別に診断してもらった。
診断は、眉毛や髪の毛など数本からMC1R遺伝子の分析を行い、最短5時間ほどで肌のタイプがわかる。果たしてその結果は・・
本川研究員「(縄文型だと思っていた)こちらの方は、弥生型でした。この方は、日本人の約60%いらっしゃいました。日本人の中では一番シミになりにくいタイプです。そして、(弥生型だと思っていた)こちら方なんですけれども、こちらの方は縄文型と弥生型の混合タイプでした。こちらの弥生型だけをお持ちの方よりも、約2倍程度、シミになりやすいという結果でございました。」
本川さんによると、縄文型と弥生型では、シミのできやすさに最大でおよそ4倍も違いがあり、混合型の30代と弥生型の40代のシミのリスクは同じレベルだという。
篠田謙一氏「弥生系の遺伝子っていうのは、基本的に近畿地方を中心とした日本の中心部に多くて、北海道であるとか、あるいは沖縄なんかには逆の遺伝子(縄文系)が多いだろうということは、いろんな実験から言われてるんですね。
実証的に研究できればですねぇ、それ自体が日本人の成り立ちというものを考えるときに、非常に重要な情報になるだろうと、、」以上
この番組見落としていたなあ、面白そうな。
読みやすく編集した功績だけです。