老子暗黒伝 第一章からもうわからない世界/将棋指しもわからない生き方
「道可道、非常道。名可名、非常名」(『老子』第一章冒頭) 直訳訓読;道の道とすべきは常の道に非ず。名の名とすべきは、常の名に非ず。 『老子』は老聃(ろう・たん)が説いたとされる「道」理論である。 まずこの冒頭の一文からもう難解で、では先を読み進めばいずれ解けるのかというと、次から次にますます茫洋として難解になってゆく。つまりまずはこの冒頭言の意味をしっかりと解釈しておく必要があるようだ。つまり「道...
View Articleなぜ書かなくなったのかについて
久しく記事を書かない。なぜか?その理由は山のようにある。そして、その理由についても、ずいぶんぼくは悩み、いかに整合な答えを見つけようかと、この二月と三月に費やしてきた。その1はもちろん、書き続けてきたものが一旦やめたときに生まれる、安息の心地よさだが、しばらくずぼらをしていると、今度は「いいのか?」「書かないのか?」「どうすrのだ?の葛藤がやってきた。そんなことは表現するものなら誰にでもいつかはやっ...
View Article江戸魚河岸と大阪海人族1 日本最古の市場はどこだったか?家康と森孫右衛門
世界中どこへ行っても市場はある。日本のような近代化された国では、市場は「いちば」ではなく「しじょう」と呼ばれ、行政の管轄によって入荷生鮮品の価格管理がなされている。いわゆる「セリ」を管理するのは民間問屋ではなく、行政である。そうしないと相場と価格が自由自在に変えられてしまうおそれがあるからだ。つまり、生鮮品はそれほど市民の暮らしを左右する商品だということであろう。主婦にも、流通に関係のない人にもわか...
View Article江戸魚河岸と大阪海人族 2 森孫右衛門と佃島・摂津海人族・大和海人族と江戸っ子、京都っ子気質の源流は海人族
森孫右衛門の出た摂津の見市一族はおそらく瀬戸内海賊であっただろうと中沢は言う。だから家康伊賀越えを同族である伊賀衆・甲賀衆に手を回して成功させたのではないかと。つまり海人族ネットワークの存在である。見市(みいち)という旧姓は、店でものを見せる商売人と読み解ける。彼らの出身地は今の住吉周辺、当時は海の中で佃村・大和田村という小島の寒村に彼らは住んでいた。この佃がのちに江戸の佃島に名前となって残る。東京...
View Article江戸魚河岸と大阪海人族 3 二種類の江戸っ子、江戸っ子ファッションと海人族
関西では魚と言えばフグであるが、東京では鯛である。その流行も近畿の鮮魚業者によっている。奈良大和郡山から出てきた大和屋助五郎が明石の鯛の名声で好まれていた鯛を江戸でも水揚げし、森一族にとってかわって江戸城へ納めたことが始まりである。...
View Article道教の渡来
道教は中国の思想。漢代以前の太古から民間にあった信仰に黄老思想などが混ざり合いつつ分派していった。黄とは黄帝、老とは老子。「道(タオ)」の追求と神仙思想を中心とする。「黄老思想(こうろうしそう)は、中国、戦国時代から漢代初期にかけて流行した道家の一学派の思想であり、その学問を黄老の学という。黄老道(こうろうどう)とも言う。黄帝を始祖とし老子を大成者としたことからこのように称される。...
View Articleアメノヒボコ・ツヌガアラシト=鉄、アカルヒメ=銅の渡来を象徴
アメノヒボコとツヌガアラシト、そしてその妻であるアカルヒメの渡来ルートや相関関係は、これまでも渡来を考えるうえで重要として、筆者は何度か記事にしてきた。あるいは著書にもいくらか書いたりもした。天日矛=製鉄渡来の象徴都怒我阿羅斯等=製鉄渡来の象徴阿加流比売=製銅渡来の象徴今回筆者はここに行き着いた。その渡来ルートはすでに図表にしている。https://blogs.yahoo.co.jp/kawakat...
View Article三種の神器などほんとにあったんだろうか?二種から三種へそして紛失の歴史そして大刀契
■神器の記録はない。それは璽。しかも二種。『日本書紀』 ●允恭天皇元年十二月の条、「是に、群臣、大きに喜びて、即日に、天皇の璽付(みしるし)を捧げて、再拝みてうえる」。 ●清寧天皇前記十二月の条、「大伴室屋大連、臣・連等を率て、璽(しるし)を皇太子に奉る」。...
View Articleソメイヨシノは消滅する すでに9年前に苗木販売中止
放送大学の早咲きのソメイヨシノのつぼみいよいよ花見シーズンだというのにいきなり水をさすような話で恐縮だが、日本花の会HPによると、長くサクラの代表で、日本人が最も愛してきたソメイヨシノの苗木の販売が、病害虫予防のために中止になっているというショッキングな情報が掲載されていた。■■ソメイヨシノの配布・販売取り止めのお知らせ...
View Article玉響現象 妖術マング・オーブ?・悪夢?
玉響現象(オーブ現象) 「玉響現象(たまゆらげんしょう)とは、主に写真などに映り込む、小さな水滴の様な光球である。肉眼では見えず写真でのみ確認される。科学的にはフラッシュ光の空気中の微粒子による後方散乱が写り込んだものと解釈されるが、心霊的観点から解釈がなされることもある。 ●自然現象説...
View Article誰も外に出てはならない
"Nessuno dovrebbe uscire"(イタリア語) 「誰も外へ出てはならない」”Nessun dorma”は、ジャコモ・プッチーニ作曲の歌劇”Turandot”(トゥーランドット)(伊:Turandot)のアリア。テノールのための名アリアとして有名であるが・・・Nessun dormaをちゃんとした日常イタリア語で言うと、"Nessuno dovrebbe dormire"...
View Article二つの一の宮・その意味 月読からアマテラスへ
全国に一の宮が建てられている。ほぼ一国につき一社が当然。ところがそれが二社もある例外がある。今の大分県、豊後国である。ここには西寒多神社(ささむた・じんじゃ)という「本音一の宮」と柞原八幡宮という武士の「建前一の宮」のふたつがある。...
View Articleファンクラブやめました
民族学伝承ひろいあげ辞典ファンクラブのページは削除しました。手が回らない、ファンが増えない支援も援助もしてくれないつまりファンクラブとは呼べない。ファンでもない。だったらいらない。こなくていい。ということで削除。もうファンじゃなくていいと思う方は、ご自分で判断されて友だち削除してくださって結構です。ただし一部記事は見られなくなりますことはお忘れなく。続ける方がおられるのなら、別のなにかのクラブ運営を...
View Article江戸魚河岸と大阪海人族1 日本最古の市場はどこだったか?家康と森孫右衛門
世界中どこへ行っても市場はある。日本のような近代化された国では、市場は「いちば」ではなく「しじょう」と呼ばれ、行政の管轄によって入荷生鮮品の価格管理がなされている。いわゆる「セリ」を管理するのは民間問屋ではなく、行政である。そうしないと相場と価格が自由自在に変えられてしまうおそれがあるからだ。つまり、生鮮品はそれほど市民の暮らしを左右する商品だということであろう。主婦にも、流通に関係のない人にもわか...
View Articleエゴマ・荏のつく地名人名 離宮八幡神人油売りと斉藤道三とスパイ活動と
エゴマエゴマは現代日本人には馴染みが薄い植物で、よく胡麻、あるいは姿かたちからシソと混同されたり、完全に入れ替わってしまった商品もある。そしてその日本での復活が、主として韓国料理の素材としてが大きかったために、エゴマが韓国、朝鮮半島独特の植物だと勘違いされてしまったのだが、実際にはエゴマは日本自生種が縄文時代からあって、遺跡から食用・燃料用として種子が出てくる植物である。江戸時代以前は灯明油と言えば...
View Article全人類の平和なんぞ願うのは日本人だけだね。石原慎太郎猫被ってたな
全人類の幸福とか、できもしないことを外国人は言ったりしない。個人主義が基本だからだ。ところが日本人だけがそういうできもしないことを願うとか言ったりする人こそが素晴らしい善人だと言われる。全体主義だからだ。全人類の幸福は、裏目に出たときには全世界の征服になる代物で、どっちも建前でしかない。そもそも公私を使い分けたりするのが日本人だけである。世界は本音と建前は使い分けても、公私は使い分けていない。金が日...
View Articleタラノ芽狩り
散歩のついでにタラノ芽狩りしてきた。毎年道端に木があるのでいただくが、今年はもう木が大きくなっていて届かない。たったこれだけ。先日コメを借りた方に差し上げた。開花宣言が遅かったくせに春の山菜は早い。もうタケノコだって店に顔を出す。
View Article東国の古代識字率と現代北関東暴走族の難読漢字好みの因果関係
関東地方から出てくる墨書土器や木簡には、全国でも群を抜いて難読漢字が多く書かれている。万葉集を見ても、東歌の数は非常に多く、地方でナンバーワンである。古墳時代~奈良時代~平安時代と、渡来人や、西からの屯田開拓者が多かった関東地方では、中央の文化への関心が非常に高かったらしく、文字を習得しようという心意気が万葉和歌や木簡、土器での文字練習の痕跡で見て取れる。特に北関東、茨城地方、南関東千葉県に墨書土器...
View Article